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日々雑感~薬~

 卒業シーズンですね。そして、入学。

 いろいろと環境変化がある時期ですね。

 さて、今回は、薬についてです。

 我が家は、小学低学年と小学中学年の子供二人とも、気になる子です。

 二人とも薬を服用しています。小学中学年の娘は、コンサータ。低学年の息子は、コンサータとリスパダール。

 服用した理由は、本人が一番困り感を抱いて辛そうだったから。加えて、家庭で過ごす時間も、混乱が多く、落ち着かず泣いて過ごしたり、プチ家出もしたり、自傷行為、こだわりの増加・・・。宿題に長時間かかり、ご飯もままならず、入浴時間も遅くなり、就寝時間も遅くずれ込んでしまう。

 トークン・見通しを立てやすくするためのホワイトボートでの連絡・メモ、話しかけるときは近くに寄って語りかけたり、ほめる日記を書いてみたり・・・。

 さまざまなことを行いました。もちろん、子供達のささやかな助けにはなっていたであろうとは、思います。しかし、本人達の困り感のほうが大きい。それに、私自身も疲労困憊していました。当事者である子供達が困っている、保護者である私も疲労が募る、その影響は、主人へと向かう、子供もまた・・・。負のスパイラルです。

 薬を服用して、子供たちは、目に見えて、生活しやすいように見えます。生活しやすくなったおかげで、夕ご飯を作る時間ができたときは、私は、嬉しくて感動しました。

 娘は、「勉強をわかろうとしなくても、頭に入ってきて、わかる感じ!」といいました。今までは、全神経を傾けて、授業や学校生活の指示をきいていたのだと切実に感じました。それでは、疲れてしまう、と。頑張って、頑張って、頑張り過ぎるほど頑張っていたんだねと。

 薬に関しては、賛否両論あります。これだけ効果がある薬なのだから、体のどこかに負荷がかからないわけがないとも、思います。しかし、当事者である本人が生活しやすくなり、ひいては、家族も生活しやすくなり、ハッピーサイクルにかわるのであれば、薬の選択もあり、だと私は、思います。


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