ゆとりですがなにか(第6話)
こんにちは。お久しぶりです。
運動会の季節ですね。
さて、日本テレビで放映中のドラマ「ゆとりですがなにか」(クドカンの脚本)の第6話。
小4を担任している主人公(山路)のクラスに算数LDの児童が転校してきます。
算数LDの児童に合わせているから、授業が遅れるという保護者の声が寄せられる中、
クラスの子供達に主人公(山路)が話をします。
「ゆとり教育・世代」から話しはじめ、算数LDの児童と一緒に授業を受けることについて、
クラスメートにたずねます。授業を一緒に受けたいクラスメートがほとんどですが、なかには、受けたくない子もちらほらと。山路は、一緒に授業を受ける方法を子供達に問いかけます。クラスメート
は、「電卓をつかえばいい。目が悪い人は、メガネをかけるし、足を怪我しているひとは、車椅子や
松葉杖をつかうんだから。頭の悪い人は~」といいます。そのとき、山路は、「頭が悪いんじゃな
い。それは、違う。〇〇くんは、国語はいつも100点だ。ただ、くりあがり、くりさがりの計算が
できないだけなんだよ」「電卓を使う、というアイディアはいいね。」「〇〇君は、算数の時間だ
け、学習室で個別に授業を受けます。それは、〇〇君が過ごしやすく、算数を理解するためのもの。
学校で電卓を使っていいという日がくるかもしれない。そんな日がくるといいね」と。
算数LDの保護者(シングルマザー)は、毎日学校にきて、見守りをしている様子など、リアルだな~と。昼間、学校にきているため、夜勤の看護師をしているのです。また、山路が勤める小学校に来る前は、なにかしらの理由があり、転校することになったというのも、垣間見えるセリフがありました。
気になる子のドラマや取り上げられるのは、特別な才能をもつギフテッドばかりのなかで、算数LDの子の生きづらさ、保護者の生きづらさも、描いているのが、気持ちを引き寄せられます。このような描写があるドラマもあるんだと、時代も少しずつ変わってきてるのかな~と思いました